愉しんでいただきたいのは、「ますとみ」のすべてです。
明治後期に弁天様を守りながら、塔ノ沢駅前の小さな甘味屋さんを始めたのが初代です。 そして大正14年、初代増次(ますじ)さんと女将の富美(とみ)さんのお名前から一字づつ使い、箱根湯本にて源泉を持つ温泉旅館「増富旅館」を始めました。その源泉の湯を「ままね湯」と命名したのも初代です。「まま」とは田んぼのあぜ道のように盛り上がった土手の方言で「ままね」とは、その「まま」の根元のこと。「まま」に似た岩盤奥の深くから湧き出す湯の様を見て「まゝね湯」と名づけたのです。湯温は44度で、無臭・無色透明です。少し熱いかもしれませんが、アルカリ性単純泉のお湯は肌を柔らかくなめらかにしてくれる「美肌の湯」です。体の芯からあたたまるので、冷えや疲れからくる不調がやわらぎます。
現在の2代目は初代の心意気を継ぎ、ひらがなの「ますとみ旅館」としてから、おもてなしに更に工夫を重ねました。源泉掛け流しのお風呂に野鳥のさえずりや静かな音楽の「BGM」を導入したことも。「おふろにつかりながら心なごむ音を聞くと、ストレス解消効果がある」という専門家のおすすめをすぐに実行したのです。 また、「昼食休憩制度」を導入したのも箱根全山において、ますとみ旅館が最初です。遠方からのお客様だけでなく、近くのお客様にも気軽に温泉を利用していただくために「泊まらなくても、ご飯とお風呂と風呂上がりのごろごろができる」サービスを始めたのです。 3代目となる若旦那の活躍が始まると、全室リニューアル、お風呂一新、食事処新設、オリジナルグッズ・・・「ますとみ」のおもてなしは、更に新しく、深く、やさしく、進化していきます。











